瀬戸内を舞台に巻き起こる本格アドベンチャー!時を超えて蘇る、村上海賊の財宝伝説。

 
美しい海に囲まれた瀬戸内の島々。少女が手にした一本の笛は、かつて日本に実在した海賊・村上水軍の財宝を探す手がかりだった。島の危機を救うため、少女と仲間たちは宝探しに舟を繰り出す。日本最強と恐れられた大海賊の財宝とは?歴史と冒険ドラマを巧みに織り込み、大人も子どもも夢中にさせる本格アドベンチャー映画が誕生した!
歴史×冒険が生み出す、新たなアドベンチャームービー!
本作の原案は、2011年に開催された「瀬戸内国際こども映画祭」エンジェルロード脚本賞のグランプリ作品。受賞者である新鋭・大森研一監督が、故郷の瀬戸内海を舞台にメガホンをとった。また本作は、日本で最初の国立公園の一つとして選定された、瀬戸内海国立公園の80周年記念映画にも指定されている。島々が浮かぶ穏やかな海面風景から、潮流激しい渦潮まで、風光明媚な瀬戸内の魅力が余すところなく表現されている。また物語の重要な起点となる「村上水軍」は、戦国時代に瀬戸内海で活躍した実在の海賊衆。織田信長を撃退し、豊臣秀吉にも与することなく「自由と海」を愛した、海のサムライたちの歴史的背景が、子どもたちの冒険ドラマをさらに厚みのある物語へと導いている。ハラハラ、ドキドキの冒険ドラマが好きな子どもにとっても、歴史好きな大人にとっても、きっと見応えを感じられるだろう。
子どもたちの熱演に、ハリウッドからも喝采!
劇中では、激しい潮流の中で奮闘する子どもたちの熱演も見どころだ。全国から1027名もの応募者を集めたオーディションで選ばれた主人公・楓役には柴田杏花。同級生役に伊澤柾樹、葵わかな、大前喬一。さらに、子どもたちを支える島の大人たちとして、内藤剛志、石田えり、小泉孝太郎、中村玉緒の豪華俳優陣が集結。子どもたちの純粋な想いと、大人たちの葛藤が交錯しながら、本当の宝物とは何かを問いかける。また、映画の主題歌「Diamond days ~ココロノツバサ~」を歌うのは、徳島県出身の15歳・上野優華。瀬戸内を故郷にもつ彼女の伸びやかな歌声が、さわやかな感動をさらに後押ししている。
日本での公開に先駆けて、プレミア上映が行われたLA Eiga Fest(ハリウッドで行われる日本映画に特化した映画祭)でも、子どもたちの熱演に大きな拍手が送られた本作。誰もが子どもの頃に抱いた真っ直ぐな想いと、支え合う人々の姿から、今、本当に大切なものは何かを新たに問いかけてくれる、この物語に目が離せない!
瀬戸内海賊物語