劇中では、激しい潮流の中で奮闘する子どもたちの熱演も見どころだ。全国から1027名もの応募者を集めたオーディションで選ばれた主人公・楓役には柴田杏花。同級生役に伊澤柾樹、葵わかな、大前喬一。さらに、子どもたちを支える島の大人たちとして、内藤剛志、石田えり、小泉孝太郎、中村玉緒の豪華俳優陣が集結。子どもたちの純粋な想いと、大人たちの葛藤が交錯しながら、本当の宝物とは何かを問いかける。また、映画の主題歌「Diamond days ~ココロノツバサ~」を歌うのは、徳島県出身の15歳・上野優華。瀬戸内を故郷にもつ彼女の伸びやかな歌声が、さわやかな感動をさらに後押ししている。 日本での公開に先駆けて、プレミア上映が行われたLA Eiga Fest(ハリウッドで行われる日本映画に特化した映画祭)でも、子どもたちの熱演に大きな拍手が送られた本作。誰もが子どもの頃に抱いた真っ直ぐな想いと、支え合う人々の姿から、今、本当に大切なものは何かを新たに問いかけてくれる、この物語に目が離せない!